お酒を割ったりそのまま飲んだりして楽しめる炭酸水。一口に炭酸水と言ってもその種類は様々で、使用される水や炭酸の強度によって味や刺激も異なります。


どのような種類があるのかを知り、それぞれの特徴をマスターすればもっと炭酸水を楽しめるでしょう。


そこで今回は、炭酸水の種類を「ガスの充填方法」「水の違い」「炭酸の強さ」「容器の違い」の4つに分けてまとめてみました。自分好みの炭酸水を見つける参考にしてみてくださいね。




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1.【ガスの充填方法】で見る炭酸水の種類

炭酸水はガスの充填方法によって2つの種類にわけられます。


天然炭酸水

採水の時点ですでに天然の炭酸ガスが含まれている水を「天然炭酸水」といいます。火山ガスやバクテリアが化石燃料を作る際に発生するガス、変成作用によって鉱物が取り込みきれなくなったガスなど、自然界に存在するガスが水に溶け込んで天然の炭酸水が出来上がるのです。


ヨーロッパを始めとした海外産のものがほとんどで、硬度の高いものが多くみられます。ミネラルが豊富に含まれているので飲みごたえがありますが、独特な風味から飲みづらさを感じる方もいるようです。


人工炭酸水

天然水やろ過水、純水に後から人工的に炭酸ガスを含ませたものが「人工炭酸水」です。日本で作られている人工炭酸水は、日本人が飲み慣れている軟水のものが多くみられます。中にはさらに飲みやすいように硬度を調節した水を使用しているものもあるようです。


炭酸の強さや使用する水の種類によって風味も異なり、さまざまな商品が存在します。天然炭酸水と違ってクセが少なく、飲みやすいものが多いでしょう。



2.【水の違い】で見る炭酸水の種類

炭酸水の表示をよく見ると使われている水にも違いがあることがわかります。水の種類によってどんな違いがあるのかみてみましょう。


ナチュラルウォーター

【材料】

ナチュラルウォーターは地層から汲み上げた水にろ過、沈殿、加熱殺菌といった最低限の処理を施したものです。ナチュラルウォーターの中でも、無機塩を水中に溶け出したものをナチュラルミネラルウォーターといい、天然のミネラルが豊富に含まれています。


しっかりとした風味を感じられる一方で、独特な苦味が気になるという方もいるようです。


ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはナチュラルミネラルウォーターにミネラルの調整や数種類のナチュラルミネラルウォーターの混合といった処理をしたものです。ろ過や沈殿に加えて紫外線殺菌、オゾン殺菌が行なわれている場合もあります。


ボトルドウォーター

ボトルドウォーターは水道水や地下水、蒸留水、RO水、純水など水道法の規定で飲料水として認められている水から作られます。ボトルドウォーターの炭酸水は種類が豊富で、低価格なものや美味しく飲めるように硬度を調整したものなど幅広く楽しむことができるでしょう。


ナチュラルウォーター、ミネラルウォーターに比べてクセが少ないので、そのまま飲んだりお酒の風味を邪魔せずに割ったりするのにぴったりです。



3.【炭酸の強さ】で見る炭酸水の種類

炭酸水は炭酸の強さによって強炭酸と微炭酸に分けられます。それぞれの違いをみてみましょう。


強炭酸

炭酸の強さは、飲料中の炭酸ガス含有量を示すGVによって表されます。どこからが強炭酸といった明確な基準はありませんが、一般的にGVの数値が高いものを指します。


炭酸の刺激はGV以外に泡の細かさでも判断でき、泡が大きいほどガツンとした強い刺激を感じられるでしょう。炭酸ののど越しが好きな方にはもちろん、お酒やジュースと割る方にもおすすめです。


微炭酸

強炭酸とは反対にGVの数値が低いものを微炭酸といいます。炭酸の泡がきめ細かいほど刺激は弱く、シュワシュワとしたさわやかな口当たりになるでしょう。果汁や乳製品が加えられているものが多いようです。


程よい刺激で清涼感を感じられるので、運動後にゴクゴク飲みたいときや食事中に好まれます。



4.【容器の違い】で見る炭酸水の種類

炭酸水が入っている容器によって口当たりが変わります。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。


ペットボトル

ペットボトルは炭酸水の中で最も種類が豊富で、軽量で蓋ができるため持ち運びに適している容器です。現代ではペットボトルで水分補給することも多いので、飲み心地がいいと感じる方も多いのではないでしょうか。


缶はビンの次に炭酸の持ちがよく、殺菌性に優れているため長期保存しやすい容器です。冷やして飲めば口当たりがひんやりとして爽快な気分になれるでしょう。ただしアルミやスチールのにおい移りが気になる場合があるかもしれません。


ビン

ガラスの滑らかな口当たりと見た目の華やかさで爽やかに飲めるビンは、におい移りもなく炭酸の持ちも良好です。しかし、衝撃で割れてしまうリスクや小容量のものが多いことから持ち運びには向かず、食事中などその場で飲むのに適しています。



5.まとめ

炭酸水には様々な種類がありそれぞれ味や刺激が異なります。


例えば、GVが高く炭酸の泡が大きい強炭酸のものはガツンとした強い刺激を感じられ、反対にGVが低く炭酸の泡がきめ細かい微炭酸のものは程よい刺激で心地いい清涼感を感じられるでしょう。


他にも、充填されるガスの違いや使われている水の違い、容器の違いによっても変化が見られます。ぜひ色んなものを試してお気に入りの炭酸水を見つけてくださいね。

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