風邪をひいたときに「これは飲まない方が良い」「この食べ物は風邪に良くない」と言われたことがありませんか。早く風邪を治すには避けた方が良い飲み物や食べ物が多数あります。
この記事では風邪のときに気を付けたい飲み物・食べ物をまとめました。

風邪をひいているときに気軽に飲めるおすすめの飲み物もご紹介します。





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風邪の際に控えた方良い飲み物・食べ物



風邪をひいたときには摂取を控えた方が良い飲み物や食べ物があります。ここでは代表例と避けた方が良い理由をご紹介します。


1:コーヒー

コーヒーは風邪をひいたときにはおすすめできない飲み物です。コーヒーにはコーヒー豆から抽出される成分の一つとしてカフェインが豊富に含まれています。日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると、コーヒーの浸出液には100mLあたり60mg、インスタントコーヒーでは粉2mgあたり80mgのカフェインが含有されています。

カフェインには利尿作用があるため、コーヒーを飲むと排尿によって水分が体の外に出てしまいます。そのため脱水症状になるリスクがあることから、風邪をひいたときには飲まない方が良いとされています。特に、嘔吐や下痢の症状がある場合は、より多くの水分を体外に排出しているため、カフェインを摂るのは控えましょう。


2:オレンジジュース

オレンジジュースは喉の痛みがある風邪のときや、咳が出ているときには避けた方が良い飲み物です。オレンジジュースに含まれているクエン酸による刺激がのどの痛みを増長したり、咳を誘発したりするリスクがあります。クエン酸はレモンやグレープフルーツなどの酸味のある柑橘類によく含まれている成分です。

クエン酸によって喉の痛みが強くなると風邪による症状が緩和されるまでに時間がかかります。風邪の原因のウイルスは除去できて風邪自体は治ったとしても、喉の痛みがいつまでも続いたり、咳が出続けたりすることもあり得るので注意が必要です。


3:スイーツ

スイーツは精製糖が大量に含まれているので風邪のときには避けた方が良い食べ物です。精製糖は血液中で免疫にかかわっている白血球のバクテリアと戦う能力を低下させる傾向があると言われているためです。スイーツには精製糖を大量に使用していることが多いので、身体の免疫に悪影響を及ぼすリスクがあります。

また、スイーツに含まれている精製糖は体内から消化管に水分を抜き出してしまう性質があります。風邪でお腹の調子が悪く、胃腸炎や下痢になっているときには、スイーツがその症状を悪化させている可能性があります。甘いものを食べたいと思った場合にも、風邪のときにはスイーツを控えるようにしましょう。


4:炭酸飲料

炭酸飲料は風邪のときには飲まない方が良いとよく言われます。スイーツと同様に精製糖を使っている製品では身体の免疫に悪影響を及ぼすリスクや、お腹の調子を悪くするリスクがあるからです。炭酸飲料の中には砂糖の代わりに人工甘味料を使用して甘くしている製品もあります。しかし、人工甘味料は消化が悪くて腹痛や下痢などの原因になる場合があります。胃腸炎などの風邪に伴うお腹の症状があるときには避けた方が良いでしょう。

また、市販の炭酸飲料にはコーヒーと同様にカフェインが多く含まれている製品があります。カフェインの覚醒作用や利尿作用によって睡眠の質が悪化してしまうと風邪の治りが悪くなる可能性があります。カフェイン入りの炭酸飲料は風邪のときには避けるようにしましょう。


5:硬いスナック菓子

硬いスナック菓子は物理的な刺激になるので風邪のときに食べない方が良いと言えます。ポテトチップスなどの乾いていて硬い触感のスナック菓子は、少し噛んで飲み込んだ時点でもまだとがっている部分があるでしょう。飲み込んだ硬いスナック菓子が喉に傷を付けてしまい、治りを悪くしたり、喉の不快感が強くなったり、咳が出たりすることがあり得ます。

硬いスナック菓子でもよく唾液を染み込ませて柔らかくすればリスクは低くなります。しかし、つい軽く噛んだ時点で飲み込んでしまいがちなので、風邪のときには硬いスナック菓子は避けるのがおすすめです。


6:アルコール

アルコールは風邪のときには飲まない方が良い飲み物です。アルコールは免疫系に悪影響があるため、風邪の諸症状が悪くなるリスクがあります。また、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに代謝されるのが特徴です。アセトアルデヒドの代謝では免疫の活性化に必要なグルタチオンを消費するため、アルコールを飲むと免疫力を低下させる原因になります。

アルコールには睡眠の質を下げることも知られています。十分に休めないと疲れが取れないので注意が必要です。アルコールは風邪のときにはやめて身体を守りましょう。


7:牛乳

牛乳は栄養源としては優れていますが、風邪の症状によっては避けた方が良い飲み物です。鼻が詰まっているときや、痰が絡んでいるときには牛乳を飲むのは避けましょう。牛乳を飲むと粘液の産生と放出が活発になるからです。牛乳に限らず、乳製品の摂取によって粘液の生成が促され、鼻詰まりや痰などに悩まされやすくなる傾向があります。バターやチーズなどについても牛乳を使用しているので注意した方が良いでしょう。

ただし、牛乳が風邪の粘膜系の症状を増悪させるということについて科学的根拠が示されているわけではありません。しかし、一般的な傾向としては牛乳を飲むと症状が悪くなりがちなので避けておくに越したことはありません。


8:揚げ物などの脂っこい食べ物

日本では天ぷらやフライ、唐揚げなどの揚げ物が人気で、コンビニやスーパーのお弁当でもよくおかずに入っています。ただ、風邪をひいているときには揚げ物などの脂っこい食べ物は控えましょう。脂質が多い食品は消化しにくいからです。風邪をひいてからお腹の調子が悪いという場合には、できるだけ消化の良いものを食べて胃腸の負担を軽減することが大切です。脂っこい食べ物は腸管を刺激して下痢を悪化させる場合もあるので避けましょう。


9:辛い食べ物

辛い食べ物は刺激が強いので風邪のときには控えるのが適切です。典型的なのが唐辛子です。風邪で鼻水が出ているときに唐辛子を食べると、さらに鼻水が出てきて症状がひどくなる原因になります。鼻詰まりの症状は唐辛子を食べると一時的に改善することもありますが、根本的な解決ではありません。辛い食べ物は胃腸への刺激もあるので、風邪が治るまでは避けて身体の負担を減らしましょう。



風邪をひいてしまった場合の対処法

風邪をひいてしまった場合は、回復に向かうように適切な対処をしましょう。食べ物・飲み物の内容も含めて風邪をひいた際の対処法をご紹介します。


1:風邪が治りやすい食事を心がける

食事は風邪対策を考えて献立を決めることが大切です。五大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが不足しないように、栄養バランスの整っている食事を摂る生活を送りましょう。風邪をひくと食欲が低下する場合があります。消化の良い食べ物を選んでバランスよく食べる習慣を維持するのがおすすめです。

風邪をひいたときにはタンパク質やビタミンCが不足しやすいので補うことを心がけましょう。ミネラルも不足すると不調を来す原因になります。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルの必要量を摂取できるように食生活を見直して回復を目指すことが重要です。


2:睡眠をしっかりとる

睡眠を取ることは風邪対策として重要なポイントです。睡眠は免疫の機能を良好な状態に保つからです。発熱・咳などによる風邪の諸症状では体力を消耗するので、睡眠を十分とって体力を回復させましょう。

風邪をひいたときには睡眠時間を長めに確保するのがおすすめです。なかなか眠れないときにも起きて活動せずに、横になったまま目を瞑って身体を休めるように心がけましょう。安静にしているだけでも体力を回復することができます。


3:体を冷やさない

風邪ひいたときには体が冷えないように気を付けましょう。体が冷えると免疫力が低下してしまうからです。風邪が長引かないようにするには、普段よりも意識して体を温かく保つように心がけましょう。首や肩などの冷えやすいところはカイロなどを使って温めるのも効果的です。部屋全体を暖かくするだけでなく、冷えが気になるところは衣類でケアをしましょう。温かい飲み物を飲んで体が冷えないようにするのもおすすめの対策です。


4:市販薬や漢方薬を飲む

風邪の症状がひどくてつらいときには市販薬や漢方薬を飲むのも選択肢の一つです。できればクリニックに行って専門医の指示を受けましょう。市販薬は発熱や鼻水、咳などの風邪に伴う症状を緩和できる製品があります。総合感冒薬は風邪の諸症状にまとめて対応できるようにしている薬です。漢方薬ではひき始めの風邪には葛根湯、長引く風邪には柴胡桂枝湯がよく用いられていてドラッグストアでも購入できます。

しかし、風邪の原因や症状によっては医師に抗生物質や体質に合う漢方薬を処方してもらった方が良い場合もあります。まずは身近にある内科クリニックで医師に診察してもらい、市販薬や漢方薬を使用したい場合には意思を伝えて指示を仰ぎましょう。



風邪の際におすすめの飲み物はある?



風邪をひいたら飲むのを控えた方がいいものが多いですが、風邪のときにこそ飲みたいおすすめの飲み物もあります。


1:緑茶

緑茶は風邪のときにおすすめの飲み物です。緑茶に含まれているカテキンは免疫の活性化と殺菌効果があると言われている成分です。カテキンは免疫活動で重要な白血球やリンパ球の活性化につながります。また、風邪の原因になっているウイルスや細菌の除去を促す可能性があるのが魅力です。

緑茶は飲むだけでなくうがいによる効果も良いと言われています。カテキンの効果は、お茶がウイルスや細菌などの病原体に触れれば良いので、お茶うがいで喉をケアするのもおすすめです。喉が痛くて緑茶を飲むのがつらいと思っているときにはうがいから始めましょう。

なお、緑茶がインフルエンザやコロナウイルスに効果があると言える十分な情報は現段階では見つかっていません。そのため、緑茶は健康を維持する心強い味方と捉え、手洗いなどの正しい予防を心がけましょう。


2:生姜湯

生姜湯は生姜から成分を抽出して作った飲み物です。生姜湯としてティーバッグなどで販売されている製品もありますが、生姜を使って作ることもできます。生姜には抗菌成分のジンゲロンが含まれているので、生姜湯は風邪のときの飲み物として適しています。

生姜湯にはショウガオールなどの辛み成分が含まれています。ショウガオールは体を温める作用があるだけでなく、咳の鎮静や関節痛の抑制などの作用もあるのが特徴です。冷えでつらいときや節々の痛みがあるときなどには生姜湯を飲むと良いでしょう。

生姜に由来する漢方には乾姜があります。乾姜は咳止めや炎症抑制などに用いられてきました。漢方で風邪を治せるようになりたいと思っていると人にも生姜湯がおすすめです。特に風邪で咳や発熱の症状があるときには緩和できる可能性があります。


3:スポーツドリンク

風邪をひいて熱が出ているときには普段よりも汗をかいているでしょう。スポーツドリンクは風邪で出ていった水分を補給する飲み物としておすすめです。運動をして汗をかいたときにバランスよくミネラル補給をできるように作られているのがスポーツドリンクの特徴です。スポーツドリンクで失われたミネラルを補給すると、体力も回復しやすくなり、免疫もサポートできます。

特に風邪の症状として下痢を起こしているときや、気持ちが悪くて吐いてしまうときには脱水症状が起こりやすいので水分とミネラルの補給が必要です。飲み物を飲める状態であればスポーツドリンクを飲んで栄養補給を心がけましょう。

なお、スポーツドリンクには糖分や人工甘味料が多く含まれた製品もあります。炭酸飲料と同様に風邪を増悪させるリスクがあるので、成分表示をよく確認して選ぶのがおすすめです。


4:白湯

白湯は水を煮沸して適度に冷ました飲み物です。白湯は人肌よりも高い温度なので、体が冷えているときに暖を取ることができるといったメリットがあります。また、市販の清涼飲料水や嗜好品の飲み物と比べると、人工甘味料やカフェインなどが含まれていないため安心して飲むことができます。体温よりも少し温かい白湯は身体への刺激が小さいので内蔵の負担が小さくなります。風邪をひいたときは白湯をポットにストックして使うのも手間がかからずおすすめです。



風邪におすすめの飲料

水にも茶葉にもこだわったおいしい緑茶:彩茶

彩茶は鹿児島県産の良質な茶葉と天然水で作られたおいしい緑茶です。まろやかで飲みやすく、風邪ひいたときにも、普段飲むお茶としてもおすすめです。彩茶の緑茶にはカテキンも含まれているため、風邪をひいたときのサポートにもなるでしょう。


彩茶(お茶・緑茶)の通販 | LIFEDRINKオンラインストア

https://www.lifedrink.jp/c/brand/ayaseries/ayacha



水にこだわった安心の国産 天然水:彩水

彩水は栃木県、三重県、福岡県で厳選された採水地の天然水を精密フィルターでろ過して製造したナチュラルミネラルウォーターです。軟水で飲みやすく、緑茶を美味しく淹れられます。彩水を白湯にして飲むのもおすすめです。


天然水・ミネラルウォーター「彩水」の通販 | | LIFEDRINKオンラインストア

https://www.lifedrink.jp/c/category/water/ayamizu-500



まとめ

風邪のときには避けた方が良い食べ物や飲み物があります。普段から飲食しているものでも成分による刺激が悪影響を及ぼすリスクがあるので、風邪をひいたときは気をつけましょう。緑茶や白湯のように風邪のときには身体に優しい飲み物がおすすめです。

十分な睡眠と栄養補給を通して、体力の回復を目指すときっと治りが早くなるでしょう。風邪の症状がつらいときには医師に相談して薬の処方を受けたり、市販薬や漢方薬を使ったりして乗り切りましょう。



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参照元:

日本食品標準成分表2020年版(八訂):文部科学省

「感染症予防に緑茶が効く」等の情報に注意 – 「 健康食品 」の安全性・有効性情報

しょうがは身体を温める効果があるそうですが、どのような成分が働いているのですか。:農林水産省