赤ちゃんが母乳やミルク以外の飲み物を口にするようになるのはいつ頃なのか、タイミングが分からず困っていませんか?ここでは、赤ちゃんの水分補給のタイミングやおすすめの飲み物についてご紹介します。




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赤ちゃんにとって水分補給はとっても重要!

「人の体の60%は水分だ」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。しかし、これは6歳以降のことを指し、もっと幼い子どもや赤ちゃんは水分の割合がより多くなります。乳児の場合は70%を水分が占め、新生児に至ってはなんと体の80%が水分で構成されています。


この事実だけでも、赤ちゃんにとって水分を摂ることはとても大事だと分かりますね。さらに、赤ちゃんの場合は尿や便、汗などで水分が排出されやすく、それを成長段階に適した飲み物で補わなければなりません。


ミルク以外の水分をとりはじめる時期



基本的に、赤ちゃんは5ヶ月くらいまでは母乳やミルクだけで十分な水分と栄養を補うことができます。母乳やミルク以外の水分を摂り始めるのは、離乳食に慣れていく時期からです。もちろん、離乳食の初期はミルクがメインとなりますが、生後9ヶ月あたりを過ぎた頃からは授乳が減り、湯冷ましや麦茶などを飲むことも増えてきます。


乳児への水の飲ませ方!

赤ちゃんに母乳やミルク以外の水分を与える際は、はじめはスプーンを使って少しずつ飲ませてあげる方法が一般的です。スプーンは、赤ちゃんが使う離乳食用のものがおすすめです。水の味に慣れてきて、しっかりと物を掴める段階になったら、スパウトマグの活用も良いでしょう。


生後9ヶ月頃からは、ストローで飲める子も増えてきます。ストローの太さは、それぞれに合うものを見つけるために色々と試してみるのがおすすめです。一般的には、太めのストローが飲みやすい傾向にあります。


コップが使えるようになるのは、生後12ヶ月を過ぎた頃からが目安です。はじめは上手に角度を調節しながら飲むことが難しいため、サポートが必要でしょう。


水分補給に適した飲み物は?

離乳食が始まる生後5ヶ月くらいまでは、基本的に母乳やミルクだけで十分です。その後、離乳食が始まる段階から、徐々にさまざまな味に慣れていき、だんだんと母乳やミルク以外から水分がとれるようにしていきます。具体的に、赤ちゃんの水分補給に適した飲み物を見ていきましょう。


離乳食開始後におすすめの飲み物



離乳食開始後は、水や麦茶、ほうじ茶などの赤ちゃんでも飲めるお茶もあげても良いとされています。


お水についてはさまざまな意見があります。離乳食が始まる頃には水道水も問題ないと言われることもありますが、カルキなどを取り除くために生後12ヶ月頃までは湯冷ましを与えるお母さんも多いです。


麦茶やほうじ茶、たんぽぽ茶などは、カフェインが含まれていないため赤ちゃんにも適しています。赤ちゃん用のものが販売されているため、活用すると良いでしょう。


糖分過多になるようなフルーツジュースはNG

赤ちゃんには、水やノンカフェインの麦茶などのお茶が適しています。カフェインの含まれる烏龍茶や煎茶は控えましょう。また、炭酸飲料や乳酸飲料、フルーツジュースには糖分がたっぷり含まれており、赤ちゃんが飲むと下痢の原因になります。


昔は、薄めた果汁を与えるのが良いと言われることもありましたが、現在はその考えは推奨されていません。糖分が多すぎるという問題だけでなく、フルーツジュースばかりを好んでミルクや水などを飲まなくなるといった問題も出てくるからです。


水を飲ませるタイミング

赤ちゃんに水を飲ませるタイミングは、基本的には様子を見ながらこまめに少しずつ行うこととされています。喉が乾けば赤ちゃんは泣いて教えてくれます。一気にたくさん飲ませるのではなく、意識的に少量ずつ飲ませてあげましょう。


お風呂上がりや気温が高い日の外出時、ぐっすり寝て起きた時などは、たくさん汗をかいています。このような時は、脱水症状を起こさないように特に気を付けることが大切です。


乳児に必要な水分量

乳児に必要な水分の量は、体重をもとに計算すると分かりやすいです。体重1kgあたり125ml~150mlで計算しましょう。


たとえば、体重5kgのお子さんなら、1日に必要な水分量は625ml~750mlということになります。母乳やミルクで飲む水分もこれに含まれるため、足りないようならお水やお茶で補いましょう。


汗をかきやすいときや、下痢が多いときなどは、水分をプラスして補う必要もあります。様子をみながら、脱水症に気を付けて水分補給をさせてあげましょう。


乳児に飲ませる水の温度

乳児に飲ませる水の適温は、常温もしくは調乳と同じ36℃~37℃が適しています。冷たい水は下痢を招く可能性があり、熱すぎるとやけどをするかもしれません。したがって、冷蔵庫にあったお水などを飲ませる際は常温まで戻す必要があり、湯冷ましを作る際は36℃~37℃まで冷ましてからあげましょう。


水分補給の際に使用する器具



赤ちゃんの場合、発達段階に応じて道具を使い分けながら水分補給を行う必要があります。どのようなものを使うのか、種類ごとに特徴をご紹介します。


スプーン

まだ水やお茶の味に慣れていない頃や、マグ等を赤ちゃんが持てない頃には、スプーンが便利です。赤ちゃん用のスプーンを使うと、安全性にも配慮されていて安心です。


哺乳瓶

日頃から哺乳瓶を使ってミルクを飲むことに慣れている場合は、とても便利です。ミルクとは違う味わいに、はじめは驚いてしまうこともあるかもしれません。様子を見ながら徐々に慣れるよう試みてみましょう。


スパウトマグ

生後5ヶ月頃から使えるようになる子が多い、赤ちゃん用マグです。哺乳瓶のように咥える部分が柔らかくなく、ゴムやプラスチック等でできています。哺乳瓶のように勢いよく吸うと飲み物が一気に出てくることもあるため、慣れるまでは注意深く見守りましょう。


ストローマグ

口をすぼめて吸い上げる力がつくと、ストローマグも使えるようになります。目安としては、生後8ヶ月頃から。ストローは、喉に突き刺さらないよう、赤ちゃん用の柔らかいものを使用します。


赤ちゃんの水分不足に注意



大人でも、夏場になると盛んに熱中症・脱水症に注意するよう促されます。赤ちゃんも同様に、体内の水分量が減ると命にかかわる重篤な状態に陥る危険があります。特に、赤ちゃんの場合、自分で水分を調達して飲むことができません。脱水症状を起こしていないかどうか、日頃から見逃さないように注意が必要です。


赤ちゃんの場合、おしっこの回数が減ったり落ち着きのなさが見られるようになると、既に軽度の脱水症状が見られている可能性があります。唇の乾燥や反応の鈍さ、不機嫌、涙目、脈の異常(速くて弱い)は、中度の症状です。これがさらに進行すると、意識障害やぐったりした様子、おしっこがでない、目がくぼむ、汗や涙が出ない、皮膚の弾力の低下が見られるようになり、非常に危険な状態です。


赤ちゃんの体調が悪いときの水の飲ませ方

発熱や下痢などで赤ちゃんが体調を崩すことも珍しくありません。こんな時は、脱水症になりやすく特に注意が必要です。


おしっこの量が少なめになるなど、軽度の脱水症のサインが見られたら、こまめな水分補給が必要です。母乳やミルク以外で水分補給をするなら、お水や麦茶、赤ちゃん用のイオン飲料などを5分~10分おきに少しずつ飲ませてあげるようにしましょう。


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まとめ

赤ちゃんの体は、大人よりも水分の占める割合が多く、水分補給はとても重要です。特に、母乳やミルクから離乳食へとシフトしていく時期は、固形食が増えていくため授乳が減り、水分不足になりがちです。水分摂取を意識してあげる必要があります。赤ちゃんが飲める水分は、ノンカフェインで糖分が少ないものなど、気を付けるポイントが多くあります。発達段階にあわせて道具をうまく活用しながら、適切な方法で飲ませてあげましょう。



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参考:
乳児の脱水予防|北区赤羽駅西口徒歩3分の小児科】
赤ちゃんへのお薬の飲ませ方・使い方|医療コラム|新百合ヶ丘総合病院
お口の育て方|一般社団法人 石川県歯科医師会