人の身体は半分以上が水分でできているため、水分補給は常に意識して行いたいものです。のどが乾かないからといって水分を摂取できていないと、知らぬ間に脱水状態に陥っていることがあります。


ただ、どのくらいの頻度で水分を摂ればいいのかよくわからないという方も多いかもしれません。いったい何時間おきに水分補給をするのがベストなのでしょうか。


そこで今回は、適切な水分補給の頻度や意識したいタイミング、水分を効率的に摂取するポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。




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1.水分補給は何時間おきがベスト?

水分補給は2時間ごとにコップ1杯の水がベストです。これがなぜなのかを知るためには、人が1日に必要とする水分量から考える必要があります。


成人の1日に必要な水分量は約2.5Lです。そのうち約1Lは食事から摂取でき、約0.3Lは体内で作られる水分で補えます。つまり、飲料水から確保したい水分量は約1.2Lということです。


身体が1度に摂取できる水分量は200~250mlといわれています。1回あたり200mlで1日に1.2L摂取するためには6回以上にわけて水分補給をしなければなりません。


睡眠時間を8時間とすると、起きて活動している16時間の中で最低6回は水を飲む必要があります。少し多めに見積もって、2時間ごとにコップ1杯の水を摂取するのがベストでしょう。


1度に大量の水分を摂っても、吸収できなかった分は尿として排出されてしまいます。必要な量を一気に補うのではなく、日頃からこまめな水分補給を心がけてください。



2.意識して摂取したい【水を飲むタイミング】

何時間おきに水を飲むのか測るよりも、日常生活のルーティーンに合わせて水分を摂る方が習慣化しやすいためおすすめです。下記の6つのタイミングで水分補給を習慣づけてみましょう。


起床時

寝ている間に呼気や汗で大量の水分を失うため、起床時の人の身体は脱水状態です。起きた後にコップ1杯の水を飲めば失った分を補えます。また、水分補給をすることで、睡眠によって穏やかになった胃や腸の働きも活発にできるでしょう。


昼食時

毎日欠かさずに行う昼食のタイミングで水を飲む習慣をつければ、飲み忘れが防げます。食事中だけでなく、食事の前後にも水分を摂るようにすると、消化吸収の助けになり、食べ過ぎ防止にもなります。


休憩時

仕事や家事の休憩中は意識して水を飲みたいタイミングです。身体に十分な水分が行きわたることでリフレッシュでき、集中力アップにもつながります。ただし、糖分や利尿作用のある飲み物の飲みすぎには注意してください。


夕食時

昼食時と同様に、夕食時にも水分補給を心がけましょう。利尿作用のあるアルコールを飲む場合は、いつもより多めに水を飲むことで脱水状態になるのを防げます。


入浴時

入浴中は体が温まり発汗作用が促進されるため、多くの水分が失われるタイミングです。

脱水状態に陥らないためにも入浴前後にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。長風呂になるときはお風呂に水分を持ち込んでおくと安心です。


就寝時

就寝前の水分補給で睡眠中に失われる水分を補っておきましょう。夜間にトイレに行きたくなるのが心配な方は、寝る1時間ほど前に水を飲んで、就寝直前にトイレを済ませておくのがおすすめです。



3.水分補給のポイントを抑えて適切な摂取を!

効果的な水分補給を行うために、以下のポイントを抑えましょう。


水で水分補給する

水分補給はできる限り「水」で行うのがおすすめです。糖分の入った飲料で必要な水分量を摂取しようとすると、砂糖の摂りすぎになってしまう可能性があります。


また、お茶やコーヒーはカフェインが入っているため、加糖飲料と同様に飲みすぎは身体によくありません。消化吸収のことを考えても、水で補給するのがベストといえます。


一気飲みしない

水分は一気に飲まないようにしてください。コップ一杯の水を一気飲みすると胃腸に負担がかかります。気持ち悪くなり、水を飲むのが難しくなる場合もあるので、少しずつゆっくりと飲むようにしましょう。


冷やしすぎない

一気飲みと同じように、冷たすぎる水も胃腸に負担がかかるため注意しましょう。冷えた水を飲みすぎると、お腹を壊したり身体がだるくなったりすることもあります。常温の水が理想的ですが、夏場など冷やして飲みたいときは冷やしすぎず、10~15℃程度に抑えるようにしてください。



4.まとめ

水分補給は2時間ごとにコップ1杯の水がベストです。身体が1度に吸収できる水分量は限られているので、必要な量を一気に補うのではなく、日頃からこまめな水分補給を心がけましょう。


水を飲むタイミングは起床時、昼食時、休憩時、夕食時、入浴時、就寝時がおすすめです。


水分補給する際は、ジュースやコーヒーではなくできる限り水を飲み、一気飲みや冷えすぎた水の摂取は控えるようしましょう。

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